ズートピア感想ネタバレ！大人が楽しめる！ディズニー好き3歳娘と - Part 2

ズートピアは、まるで人間社会

ディズニー映画「ズートピア」が、大人でも十分に楽しめるワケは、
動物の楽園ズートピアの社会が、まるで人間社会を表現したかのように描かれているから。

「ズートピア」は、「ズー（動物園）」と「ユートピア（理想郷）」を合わせた造語。
まさに、「動物たちの楽園」という訳です。

しかし、そのズートピアでは・・・

差別、偏見、確執。

こんなドロドロしたキーワードが、
動物たちが主役の物語で、テーマになっています（笑）

ウサギ初の警察官になったジュディに対する差別。
キツネのニックに対する偏見。
肉食動物と草食動物の確執。

ズートピアには、小さなネズミから、百獣の王ライオンに至るまで、様々な動物が暮らしています。

それは、まるで、多くの民族が共存して暮らす人間社会のよう。

人間が、民族や文化、宗教の違いなどで、価値観が異なるのと似ていて、
動物たちも種類によって、それぞれの考えや生活スタイルが違います。

本来の動物世界では、「弱肉強食」が原理で、肉食動物が草食動物を狩り、食べるのが自然です。

ズートピアの世界は、そうした原理はなくなり、
肉食動物と草食動物が、共に暮らすようになった、という設定です。

しかし、表向きは、仲良く共存しているように見えますが、
実は、差別や偏見が蔓延しているのです。

それらを表現したシーンが、物語の節々に出ているので、
見ているほうは、人間社会と重ね合わせて、ハッとさせられる訳です。

細かいシーンについては、ここでも言いませんので、
ぜひ、そういう観点で物語を見てみて下さい。

ズートピアは、クライマックスに向けての伏線が満載

そして、もう一つ、大人が十分に楽しめる訳は、
ズートピアには、物語の伏線が、随所にちりばめられているからだと思います。

私は、漫画のワンピースが大好きですが、あの漫画が多くの大人たちを魅了しているのは、
魅力的なキャラクターがたくさん登場することと、壮大な伏線が張られているから。

ズートピアは、２時間弱の物語なので、壮大な伏線、という訳には行きませんが、
物語の最初から最後まで、描かれているシーンや登場人物がすべてリンクしています。

私は、当初、３歳の娘と一緒に「気楽に見ようかな」程度に思っていたのですが、
見ているうちに、「あ、あの時のシーンが…」とか、「あの人物が…」と、発見の連続でした。

さすがに、３歳の娘は、こうしたところまでは理解できないと思いますが、大人を楽しませる工夫が、しっかりとなされているなぁ~と。

さすが、ディズニーは、エンターテインメント力が半端ない（笑）

大人の目線で見ると、ディズニーアニメの中では、
トイ・ストーリーに匹敵するほどの面白さがあったと言えるのではないでしょうか。

さらに、映画を盛り上げる主題歌「トライ・エブリシング」は、前向きになれる名曲ですよ。
＞＞ズートピア主題歌！Ami日本語トライエブリシングとシャキーラ原曲

ぜひ、お子さんを連れて、ズートピアを鑑賞にして来て下さい！！

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TVディレクター・ジン報道番組の制作を担当、4歳娘と1歳息子のパパです。料理レシピや全国食べ歩きグルメ、子育て情報、ONE PICEネタ、iPhone関連など、知って得する生活情報を記事にしています。

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2016年5月2日コメントはありません。映画ディズニーランド