夏や秋にかけて流行する髄膜炎(ずいまくえん)。
感染力が強く、乳児や幼児に多くみられる病気です。
私の地元では、髄膜炎にかかる子供が急増し、娘が通う保育園では、
髄膜炎の症状や予防を喚起するための資料が配られました。
小さい子どもを持つ親としては、髄膜炎はとても心配な病気です。
今回は、大学病院の小児科医が作成したこの資料などをもとに、
髄膜炎とはどういった病気なのか、
子供の症状や、後遺症について、まとめたことをシェアします。
髄膜炎とは?
- 髄膜炎 (ずいまくえん)
髄膜炎とは、脳や脊髄の表面を覆っている髄膜に、
ウイルスや細菌などが感染し、炎症が生じた状態のこと。
脳膜炎、または脳脊髄膜炎ともいいます。
- 髄膜 (ずいまく)
髄膜は、軟膜、クモ膜、硬膜という3枚の膜で、
頭がい骨と脳の間にあり、脳を保護するクッションの役割があります。