コンフェデレーションズカップ2013では、 ネイマールやバロテッリなど、若いスター選手が注目されていますが、 今回は、チームの大黒柱といえる
30代のベテラン選手に注目してみました。
私ごとですが、管理人ジンも今年で34歳になり、
サッカーファン歴は20年以上になります。
自分も年を重ねる中で、 同年代のベテラン選手が活躍するのを見ると、
うれしいですし、自分も頑張らねばと思うわけです。
コンフェデレーションズカップ2013の注目すべき30代選手は?
ちなみに、今回のコンフェデレーションズカップに参加している選手で、 現在、私と同じ34歳なのは、
イタリアのピルロ選手(34)
ウルグアイのフォルラン選手(34)
がいます。
二人ともチームの顔ですよね。
35歳では、イタリアGKブッフォン選手。
33歳では、スペインの司令塔シャビ選手、 そして、日本代表の遠藤選手と、
これまたチームに欠かせない中心選手がいるんです!
他には、どんな30代選手が、
コンフェデで熱い戦い見せてくれるのか、主な選手を紹介します。
まだまだこれから!
そんな30代のサッカーファン&自分自身に贈る特集です。
さて、30代の選手を紹介していきますが、 その前に、週刊サッカーマガジンの別冊
「BRAZIL2013 コンフェデ杯 完全攻略読本」は買いましたか?
コンフェデレーションズ展望号 2013年7月号 【特集】 BRAZIL 2013 (雑誌) / ベースボール・マ…
ワールドカップやコンフェデ杯など、 大きな大会がある時には、私は試合をより楽しむために、
いつも選手名鑑やガイドブックを最低1冊は用意して見ています。
試合前や試合後にぺらぺらとみていると、
選手への思い入れが増したり、色々な視点で見れるので、おすすめですよ。
今回のガイドブックを見てみても、
注目すべき選手は、当然と言えば当然ですが、20代の選手が見立ちます。
ブラジルのネイマール(21)に、 イタリアのバロテッリ(22)やエル・シャーラウィ(20)が
今大会の注目選手というのは誰もが認めるところです。
実際、ネイマールとバロテッリは、
それぞれ初戦で素晴らしいゴールを決め、チームを勝利に導きましたね。
※エル・シャーラウィは怪我の影響か、不出場。 次戦の日本戦では出てくるのか?
(この記事は、コンフェデ2日目終了時に書いています。)
そんな若手のスター選手も見どころですが、
私が注目するのは、円熟味を増し輝きを放つ30代のベテラン選手です。
その代表格と言えるのがイタリアのピルロ選手。 対メキシコ戦で、ピルロ選手がゴールを決めた、
芸術的なフリーキックは、本当に鳥肌が立ちましたよね!
それでは、今回のコンフェデ杯には
どんな30代選手がいるのか、見ていきましょう。
まずは、日本が入ったAグループから、
イタリア代表の注目すべき30代選手です。
イタリ ア代表の30代選手【ピルロ】【ブッフォン】
1次リーグの2戦目で日本が戦うイタリア代表。
攻守の大黒柱と呼ぶべきこちらの二人が、30代。
34歳のアンドレア・ピルロ選手と
35歳のジャンルイジ・ブッフォン選手に注目します。
アンドレア・ピルロ 34歳 MF ユベントス
アズーリの攻撃は、すべて彼を経由して始まる。
と、言われるほど、イタリア代表のすべての攻撃を司る司令塔、
それが、ご存知、アンドレア・ピルロです。
1979年5月19日生まれの34歳。
所属チームは、イタリアのユベントス。
抜群のキープ力、広い視野、高い戦術眼を持ちあわせ、 トラップ、ショートパス、ロングパス、フリーキックと、
司令塔としてのテクニックは、超一流!
中盤の底から、ゲームを組み立てるチームの“頭脳”。
今回のコンフェデ杯では、
デ・ロッシ、モントリーボと共に、4-3-3の中盤を支えています。
ピルロを中心としたイタリアの中盤は、
相当ポテンシャルが高いですよね。
メキシコ戦を見ていても、
何気ないこぼれ球の拾い方やキープの仕方が超一流!
NHK BS1のスタジオ解説では、 松井大輔選手と、宮澤ミッシェル氏が、 開始早々、ピルロが自陣で素晴らしいターンをし、
その後出した縦パスがチャンスにつながったことに注目していました。
この二人の解説は、とっても玄人な視点で、好きです。
個人的には、前半40分、こぼれ球をダイレクトで、 右サイドをかけ上がるアバーテにスルーパスしたシーンなんかは
さすがピルロ!とうなりました。
ちょっと、話が細かくなってしまいましたね。
何と言ってもピルロ選手の見せ場と言えば、
芸術的なフリーキックです。
メキシコ戦でゴールしたフリーキックは、
本当に素晴らしかったですよね。
あのスピードで、あのコースに蹴られたら、
どんな名手GKでも止められません。
次戦、日本との対戦では、ポジション的に、
トップ下の本田選手と、中盤の底のピルロの対決が注目されています。
本田がピルロの対応に追われるようでは、 なかなかチャンスが作れないとは思いますが、
二人のフリーキック対決にも注目したいですね。
今のイタリア代表は、 プランデッリ監督のもと、 これまでの“堅守速攻”の“カテナチオ”から、
攻撃的なサッカーを展開する“ポゼッションサッカー”に変化しつつあります。
ピルロからのパスを、 前線のバロテッリが強引にシュートまで持っていくスタイルは
見ていても楽しいです。
日本にとっては、ブラジルと同じくらい強敵です。
やはり、大陸王者が集まる大会だけあって、レベルが高い!!
今後のピルロ選手には、大大大注目です!
ジャンルイジ・ブッフォン 35歳 GK ユベントス
二人目に紹介するイタリア代表の30代選手は、
ゴールキーパーのジャンルイジ・ブッフォン。
1978年1月28日生まれの35歳。
191cm 83kg
所属チームは、イタリアのユベントス。
2012年に移籍したピルロ選手とは、チームメイトです。
35歳になった今も、 世界一の呼び声が高いゴールキーパーで、 ブッフォン選手の魅力は、
何と言っても、シュートに対する反応の速さ。
至近距離からのシュートブロックは、もはや神がかってます!
これまでワールドカップや欧州選手権などのビック大会で、
信じられないセーブを連発してきました。
見ていて、こんなにもワクワクするゴールキーパーは、
ブッフォン選手が一番だと思ってます。
ブッション選手の代表デビューは、98年。
すでにキャップ数は120試合を超えています。
98年のワールドカップから
主要の国際大会では、常に代表に選ばれています。
ワールドカップ1998、2002、2006、2010
ユーロ2004、2008、2012(ユーロ2000は怪我で欠場)
これだけ偉大な実績と経験を持つ現役ゴールキーパーは、
ブッフォンか、スペインのカシージャスくらいです。
ブッションは、わずか17歳の時に、イタリアのパルマでプロデビュー。
すぐに正GKの座を勝ち取り、
チームメイトであるDFのファビオ・カンナバーロ、リリアン・テュラムと共に、硬い守備陣を作っていました。
余談ですが、パルマと言えば、キャプテン翼でこんなシーンがありました。
日本のエースストライカー日向小次郎が、 イタリア・ユベントスに移籍し、開幕戦のパルマ戦でデビューした際、 対峙した、パルマのDFトラム、カンナバル(テュラムとカンナバーロがモデル)に
全く歯が立たず、挫折を味わうシーンです。
うーん、懐かしい。
あの頃は、日本人の日向がユベントスに、 翼に至っては、バルセロナに移籍して、 高橋陽一先生、日本びいきも過ぎるんじゃない?
なんて思った人も多かったと思います。
ですが、今では、香川選手や長友選手を始め、 日本人のビッククラブ入りも現実となり、 ワールドカップ優勝という夢も、
選手の口から“目標”として出てくるほどになりました。
高橋選手が、日本がワールドカップに出る前から描いていた、 日本の国際大会優勝という“夢”は、
夢物語から、着実に一歩一歩進んでいるのがうれしいです。
おっと、ブッション選手から、
だいぶ話が横道にそれてしまいました。
とにかく、日本がブッフォン選手が守るゴールマウスを破ることは
かなり至難の業になると思います。
コンフェデ杯、イタリアの初戦となったメキシコ選では、
ブッション選手は、早くも1失点を許しました。
とはいえ、これはDFバルザーリ選手の不用意なプレーからPKをとられ、 相手のエースで、マンUで香川のチームメートでもあるエルナンデス選手に
しっかりと決められてしまったもので、致し方ない失点でした。
流れからのプレーで、ブッション選手の牙城を崩すシュートを、
日本代表には是非、期待したいです。
さて、イタリア代表の30代選手2人に注目しましたが、
記事が結構なボリュームになってしまいました。
他のチームの注目すべき30代選手については、
また次回の記事で紹介したいと思います。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
6月20日(木)の日本対イタリアの試合は、全力で応援しましょう!
日本は次に負けてしまえば、決勝トーナメント進出が絶望的ですからね。
TVディレクター・ジン報道番組の制作を担当、4歳娘と0歳息子のパパです。料理レシピや全国食べ歩きグルメ、子育て情報、ONE PICEネタ、iPhone関連など、知って得する生活情報を記事にしています。
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