特別警報が発表されたら、ただちに命を守る行動をとってください。
と気象庁は呼びかけています。
「ただちに命を守る行動を-」という言葉が物語るように、
この特別警報は、命の危険が高い災害が発生した時に、
ただちに避難を呼びかける警報です。
大雨特別警報の基準
では、大雨特別警報は、具体的にどんな時に発表されるのでしょうか。
こちらが気象庁の資料にある特別警報のイメージ図です。
気象庁の広報資料より抜粋
大雨特別警報
数十年に一度の大雨となる恐れが大きい時に発表
とあります。
さらに詳しく見ると
台風や集中豪雨により数十年に一度の降雨量となる大雨が予想され、若しくは、
数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により大雨になると予想される場合
と書かれています。
数十年に一度の大雨というのがポイントです。
数十年に一度の大雨って何でしょうか?
かなり、ざっくりとした基準ですよね。
これを考えるために、
まずは大雨特別警報と大雨警報の違いについて知っておきましょう。